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#テンセント イノベイツ:9つのイノベーションが人々の生活に変化をもたらす
ユーザー、ビジネスパートナー、そして社会に革新的なイノベーションで利益をもたらすことは、Tencentの経営理念の一つです。「Tech for Good」という理念をもとに、研究と開発に莫大な投資を行い、ビジネスのパフォーマンスを向上させるソリューションを創出しています。これらのソリューションは、産業の変革を支援し持続可能な発展を促進するだけでなく、地球の気候変動対策、文化財の保護、バリアフリーな世界の創造にも役立っています。 新しいコラム「Tencent Innovates(テンセント イノベイツ)」では、社会に良い影響をもたらす様々なイノベーションを紹介します。 1.研究開発を優先的に進める 研究開発(R&D)は私たちのイノベーションの基盤です。過去3年間で約200億USドル(約1,500億人民元)以上をR&Dに投資してきました。R&D支出は、2023年第1四半期だけで約21億USドルにのぼり、この取り組みは5四半期続いてます。 この継続的なR&Dへの取り組みにより、急速に進化する技術分野でトップの地位を維持することができています。 2.クリエイターを支援し、創造性を育む 特許保護は、アイデアと発明を保護し、クリエイターへ還元するために重要です。テンセントはクリエイターの特許出願を幅広く支援し、健全なイノベーションエコシステムを守っています。 データセキュリティに関する1,300件以上の特許やAI医療分野に関する1,000件以上の発明特許を所持することで、革新領域において開発をサポートしています。多様性は私たちにとって重要です。22,000件以上の特許には女性発明者が関与しており、総数の35%以上を占めています。 テンセントは世界各地で62,000件以上特許を出願しており、公開特許出願数は世界のインターネット企業の中で第2位となっています。 3.音質向上により聴覚障害者を支援 暗騒音は聴覚障害者の効果的なコミュニケーションを妨げることがあります。この課題に対処するため、Tencent Teana LabはAIを活用した高度なノイズ低減技術を開発しました。この技術は音質を向上させ、暗騒音を最小限に抑え、話声をより聞き取りやすくします。この技術は複数の大会で評価されています。 ノイズ低減技術により、聴覚体験が向上し、聴覚障害者もよりスムーズにコミュニケーションを取り、会話を簡単に楽しむことができるようになります。 4.視覚障害者向けのバリアフリー技術の展開 テンセントはゲーム技術をバリアフリー領域に応用し、視覚障害者の情報格差をなくそうと試みています。自社開発の「産業標準の触覚フィードバックと6点の点字バイブレーションソリューション」は、視覚障害者がデジタルデバイスをより簡単に操作できるようにする取り組みの一環で、テキスト入力や自律的なナビゲーションが簡単に行えるようになります。触覚フィードバックと振動技術を数億台の主流モバイルデバイスに搭載し、数百万人のユーザーがデジタルの世界で交流できるようにサポートしています。 さらに、私たちはこのバリアフリー領域で生まれた触覚フィードバック技術に関する特許をオープンライセンスの形式で提供し、社会公益に関わるプロジェクトで使用できるようにしています。私たちは視覚障害者向けのバリアフリー技術だけでなく、誰もがテクノロジーを活用し、デジタル世界に参加できるように取り組んでいます。 5.高齢者向けの包括的で安全なデジタル世界を構築 テンセントは高齢者のデジタルアクセシビリティとオンラインセーフティの向上について優先的に取り組んでいます。例えば、アラート、テキストの簡素化、音声を備えたものを提供するなど、ユーザーフレンドリーな高齢者向けインターフェースの改修を優先的に行ってきました。誤操作を最小限に抑え、高齢者のデジタル世界への不安を払拭していきます。また、オンラインセーフティを向上させ、デジタル世界へより簡単にアクセスできるよう支援するトレーニングプログラムも提供しています。 テンセントが開発した5つの商品とウェブサイトは高齢者向のインターネット環境をバリアフリーにするものと中国当局に認証されました。 6.イノベーションで持続可能な低炭素社会を将来的に実現 「CarbonXプログラム」は炭素排出を低減し、持続可能な未来を促進するための取り組みです。このプログラムを通じて、革新的な技術への投資やビジネスパートナーとの協力のもと、炭素の捕集、利用、貯蔵(CCUS)のための効果的なソリューションを開発しています。このプロジェクトは高度技術の試験的プロジェクトを支援し、CCUSスタートアップが著しい排出低減を行えるよう支援しています。 また、テンセントはアイスランドの先駆的な二酸化炭素貯蔵企業であるCarbFixと協力しています。現在、私たちは画期的な二酸化炭素鉱物化貯蔵プロジェクトを進行中で、この取り組みは捕集された二酸化炭素を鉱物に変換し、地下に保存することで大気中への放出を防ぐことができます。 7.パイロット養成訓練と航空安全性の向上 テンセントは中国南方航空(CSAIR)と協力して、高度なフルフライトシミュレーターの視覚システムを開発しました。このシステムは、テンセントのゲームエンジン、再生可能なプロシージャルコンテンツ生成(PCG)、AI生成コンテンツ(AIGC)などのゲーム技術を活用して自然環境を再現し、既存のシステムと比較してアセットの制作効率が10倍、テクスチャーのきめ細かさが100倍向上しました。これにより、制作コストを50%以上削減するだけでなく、大幅な時間の節約も実現しています。 中国南方航空(CSAIR)の広角無限ディスプレイ技術を活用することで、システムはリアルタイムで4K 60FPS、ゼロフレームロス、ゼロラグという厳格な産業基準に達し、よりリアルな映像化、効率的なモデリング、安定した運用を実現しています。 この視覚システムでは民間航空パイロットの訓練効率と品質も向上させます。数百ものトレーニング課程を提供するシミュレーターは、パイロット訓練生が安全でコントロールされた環境内でスキルを磨くための没入型かつリアルな体験を提供します。このイノベーションの影響は単に個々のパイロットに留まらず、航空産業全体に利益をもたらしています。 8.スマートカー業界がクラウド技術により変革 テンセントは100以上の自動車および旅行技術企業にサービスを提供し、600以上のエコロジカルパートナーと協力して共同イノベーションソリューションを構築しています。現在、先進的なスマートオートクラウド技術を活用して、自動車業界と運転体験の転換を推進しています。 クラウドベースの自動運転ストレージソリューションは、業界に数多くの利点をもたらしています。容量の拡張、AIトレーニングの高速化、平均ストレージコストの50%削減などがその一例です。 テンセントのスマートオートクラウド技術は、50の都市と地域に対応する高精度の地図データ、音声通話機能や高度な音声アシスタント機能を提供しています。これにより、運転体験の向上に貢献し、車の走行がより安全で便利になるよう支援しています。 9.文化遺産の保護と文明の継承 テンセントと敦煌研究所は、ゲーム技術を駆使したインタラクティブ博物館「敦煌デジタル蔵経洞」を共同制作しました。この革新的なプロジェクトでは、高解像度のデジタル写真スキャン、ゲームエンジンレンダリング、ダイナミックライティングやクラウドゲーミングなどのゲーム技術を駆使し、66の洞窟寺院を再現、約60,000冊の貴重な文化遺跡を保管しています。 この「敦煌デジタル蔵経洞」は伝統と現代技術の架け橋となり、遺産と歴史をより広い層の観客がアクセスできるようにしています。文化探求の没入型プラットフォームを提供することで、新しい世代に古代の石窟と遺物の魅力的な世界を探求する機会を提供しています。
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金融サービスの未来を形成する8つのFintechトレンド
金融サービス業界は、ユーザーのデジタルネイティブ化により、急速にIT化が進んでいます。 Fintech企業は革新的なテクノロジーの最前線に立ち、生成AI、クラウドネイティブサービス、ブロックチェーン、Web3、没入型仮想融合空間などより速く、より便利で効率的な金融サービスを提供しています。Fintechの世界市場規模は、2023年までに1740億ドルに達し、成長を続けています。 金融技術の将来のトレンドを伝える為、テンセントは「Intelligent Innovation and Internet 2023: Top Trends of Financial Technology」という報告書を発表しました。この報告書は、「イノベーション編」「知能編」「包摂編」「セキュリティ編」「統合編」という5つの主題を網羅し、業界のリーダーらの見解を共有し、金融技術の開発計画の参考となる情報を提供しています。 1.生成AI:生産性の向上 生成AIは、高度な言語モデルによって駆動され、金融サービス業界の変革を推進しています。従来のAI技術とは異なり、生成AIは既存のデータを分析するだけでなく、表データ、画像、動画、音声、テキストデータなどを含む、大量のデータを取り込むことにより、新しいコンテンツを生成することができます。生成AIは市場予測やレポート作成の改善、顧客ごとのソリューションの提供、業務の効率化、コンプライアンスやリスク管理の強化といった新たな機会の発見に役立ちます。 金融機関は過去のデータを利用してこれらのモデルを微調整し、より瞬時に最適なカスタマーサービスを提供することができます。生成AIは、金融業界に組み込まれ、GaaS(Generative AI as a Service)とGaaC(Generative AI as a Component)の2つの技術を活用し金融機関の業務を最適化します。GaaSは要望に応じてすぐにサービスを提供できる技術で、GaaCは既存の金融サービスに統合して使用できる技術になっています。 2.クラウドネイティブからデジタルネイティブへのソリューション:金融のデジタル化 物理的なサーバーのホスティングが不要となるクラウドネイティブソリューションの登場により、ITアーキテクチャを全体的に簡易化させ、デジタルネイティブの向上を図っています。急速に進化するクラウドテクノロジーを活用し、効率的で柔軟性の高い、そして安全な金融サービスを提供するためのデジタルネイティブソリューションへと進化させていきます。 テンセントクラウドが提供する金融ネイティブクラウド「Tencent Cloud Stack (TCS)」は、保険会社の金融機関と共同開発され、デジタル変革を支援するために開発されました。このプラットフォームは、保険会社の重要な業務システムに対応し、デジタルネイティブな企業の構築をサポートします。TCSは、ビジネスの変化に対応するニーズと顧客の期待に応えるため、今後もアップグレードされていきます。 3.オムニチャネルの金融マーケティング:新規顧客の獲得と定着 現代の顧客は、複数のチャネルを通じてシームレスなバンキング体験を求めています。金融機関はデジタル戦略を採用し、顧客を中心としたオムニチャネルをマーケティングモデルとして実施しています。これにより、オンラインとオフラインによる顧客体験を向上させ、行動予測、カスタマイゼーション、パーソナライゼーションなどが可能となります。 オムニチャネルマーケティングは、銀行、証券、保険などの業界において、新規ユーザーの獲得、製品のプロモーション、顧客のエンゲージメントの維持、ブランドイメージ構築などに重要な役割を果たしています。金融機関は安全でシームレスなオムニチャネル体験を提供し、顧客のロイヤルティと定着を向上させます。 テンセント傘下のデジタル銀行WeBankは、グループのコミュニケーションと広告のエコシステムを活用し、オムニチャネルの金融業務を通じて顧客を獲得し、エンゲージメントを図っています。 4.持続可能な資金調達と包摂性の推進 FinTechは、イノベーションと持続可能性を融合させ、グリーンフィナンスやインクルーシブフィナンスを実現し、環境、社会、ESG(ガバナンス)の取り組みをサポートしています。 デジタルテクノロジーの活用により、持続可能なアクセス性、効率性、透明性を向上させます。そしてリスク管理の改善、データ分析、環境や社会の目標に合致する金融商品の創造を促進します。 Tencent Enterprise Fintech Platform(テンセントエンタープライズフィンテックプラットフォーム)は、持続的な融資を例示します。銀行と提携し、中小企業向けの全面的な融資サービスを提供しています。このようなファイナンスエコシステムの共同開発モデルは、さまざまな市場で再現することができます。 5.プライバシーコンピューティング:金融データの保護と流通 プライバシーコンピューティングは、金融データの安全かつ信頼性の高い流通を保証します。複数の関係者が個別のデータを公開せずにデータ分析や機械学習に協力できるように、高度な技術とシステムを使用します。目標はデータが流通および統合される間は利用可能ですが、目では見えないようにすることです。 テンセントはプライバシーコンピューティングのソリューションを提供し、フェデレーテッドラーニングやマルチパーティセキュア計算などの技術を活用して金融データを保護しています。金融機関は、元データをローカル環境内で安全に保管しながら、統計、計算、モデリング、匿名のクエリなどのタスクを実行することができます。 6.ダイナミックリスクガバナンス:デジタルリスクコントロールの新モデル ダイナミックリスクガバナンス(DRG)は、ダイナミックな運用環境でのリスク管理を変革します。継続的なリスクの特定、評価、緩和、定期的な戦略レビューを行うことで、リスク管理の改善と保険費用の削減を実現します。 DRGは業務プロセスのデジタル化、データ管理の一元化と一貫したリスクの分析が必要です。これにより、組織全体のリスクを具体的に把握することができ、効果的なガバナンスと効率的なリスク管理が実現されます。 TenDIは、金融機関が詐欺検知、リスク評価、早期警告システムを向上させる、統合的なリスク制御プラットフォームを作成できるようにします。 7.没入型コンバージェンス:包摂的な金融体験 フルリアリティの相互接続は、技術を現実世界と統合し、ユーザーのニーズとデータに基づくインサイトを重視した没入型の金融サービスを創造します。金融機関はこのコンセプトを採用することで、顧客サポートの向上、プロセスの効率化、イノベーションの推進、効果的なテクノロジーガバナンスの確保を図ることができます。 テンセントは既に自社のオーディオとビデオプラットフォームを使用し、大手銀行で没入型コンバージェンスを実施しています。どこにいても関係なく、ビデオ通話とテキストによるカスタマーサポートにより、オンラインでの銀行口座操作など、さまざまなサービスにオンラインでアクセスすることができます。 8.Web3が分散型金融を強化 ブロックチェーン、スマートコントラクト、分散型フレームワークを活用するWeb3技術が、インターネットと金融業界に変革を引き起こしています。ユーザーの権利とプライバシーを重視しながら、オープンで相互接続されたデジタル世界を創り出します。 Web3技術は、DeFi(分散型の金融システム)を開発するための分散台帳とブロックチェーンアーキテクチャに基づいた、オープンな金融システムの構築を可能にします。DeFiは、従来の仲介業者に頼らずにユーザーへ直接、様々な金融サービスを提供することを目指しています。 Web3技術は、信頼構築や資産の流動性の向上を通じて、金融市場の潜在能力を開放します。 報告書は、Fintechがすでに市場に浸透し、金融サービスの将来を形成していることを示しています。革新的なテクノロジーは安全な取引を向上させ、生産性を高め、分散型の金融システムを強化しています。これらのトレンドを踏まえて、金融機関は顧客の信頼を維持し、業務を最適化し、持続可能かつ包摂的なファイナンスの発展を推進する必要があります。
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砂漠化への取り組み:テンセントが変化の種を蒔く
テンセントのボランティアチームによる砂漠植林プロジェクトは今年で10周年を迎えます。2013年以来、300人以上のテンセント社員がボランティアとして中国北西部の遠隔地、テンガー砂漠に赴き、耕作可能なわずかな土地を砂漠の侵食から守るために木を植えてきました。 その結果、テンセントの取り組みにより、600エーカー以上の土地が耐旱性のあるサクソールの木で覆われ、苗木の生存率は驚異的な85%に達しました。これは、約300面のサッカー場に相当する広さです。 テンセントの砂漠植林プロジェクトは、テンセントの環境保護と社会貢献への取り組みを示すだけでなく、ボランティアたちにとっても貴重なチームビルディングの機会であり、仲間意識を高める旅と自己発見の場となっています。 以下は、プロジェクトに参加したボランティアの日記からの抜粋です。プロジェクトへの取り組みに伴う困難や挑戦、そして得たものを綴っています。 1日目:見知らぬ仲間が砂漠に集結 毎年、テンセントのボランティアチームのメンバーは中国の北西部に向かいます。遠く離れた生態学的に重要なテンガー砂漠に木を植えるための旅に出ます。 中国各地から集まった40人は、蘭州空港からテンガー砂漠へ飛び立ちました。現地ではキャンプをしながら植林活動に励みます。一行は、到着後にすぐ作業に取りかかりました。 地元の教師2人は、この地域の歴史と今日の課題を説明してくれました。砂漠制御の原則や、耐旱性のあるサクソールの木の重要性について教えてくれました。サクソールの木は防風林として機能し、砂丘を安定させ、水を貯蔵する役割も果たしています。前回の取り組みの成果として、小さな野生生物が砂漠に戻ってきていることも知りました。 シャベルと手袋を手に、丁寧に指定された場所を掘り、苗木を植え、木に水を与えます。灼熱の太陽の下で、私たちは一生懸命働きながら、定期的に確認を行い、苗木の生存率を向上するために細心の注意を払い作業を行います。 2日目:砂嵐、清掃と再建 一晩明けると、予期せぬ災害がキャンプ地を襲いました!協力な砂嵐はテントを破壊し、現場を砂で埋め尽くしました。風の音が耳をつんざく中、眠れなかった人もいました。朝日が昇ると、私たちは砂を片付け、テントの修理に取り組みました。限られた資源を使って朝食を準備し、ボランティアたちは抜群の忍耐力と創造力を発揮しました。 困難を乗り越えるために、私たちは共に物語を分かち合い、コミュニケーションを通じて共同体意識を高めました。植えた苗木に水をやる作業は、ボランティアたちにとって癒やしの時間となりました。各苗木の成長を見守ることで、私たちは喜びを共有しました。植物に水を与えるという作業には、実際に経験することでしか学べない芸術と科学があります。砂嵐の後、砂漠化との戦いの必要性が一層明確になり、私たちはより環境に優しい未来を築く決意を強めました。 3日目:作業のリズムを整える 植樹作業が継続する中で、12時間に及ぶ労働により身体の疲労が徐々に現れ始めました。疲労や日焼け、小さな怪我もありましたが、サポートや励ましを受けながら、私たちは前へ進み、作業のリズムを整えて質の高い仕事に集中しました。猛烈な太陽の下で連日昼夜を問わず植樹作業を続けるという困難な試練に直面し、私たちの忍耐力が試されました。いつしか、次のシャワーを心待ちにしていました。 4日目:努力の成果 またしても夜になるにつれ、うなるような風が夜間に睡眠を乱し、私達は大きな共同のテントに移動することを余儀なくされました。風が収まるのを待ちましたが、次の日も風は続き、私たちは計画を変更することになりました。これはまた、砂漠の中で自然の力を思い起こさせる出来事でした。 植樹作業ができなかったことと一日の時間ロスは私たちにとって非常に落胆をもたらしましたが、貴重な時間を最大限に活用するための代替手段を見つけました。積極的な行動志向、知識欲、そして活力に満ちた共通の特徴が私たちを団結させました。 午後には風は止んで、私たちは「騰訊林(Tencent Forest)」を訪れました。かつての不毛の土地は繁茂する森に変わっていました。ベテランのボランティアは樹木がゆっくりと成長していく様子を見ることができました。砂の斜面に座っていると、先に来た人々との深い繋がりを感じました。 5日目:労働の成果 最後の一日の午後、紀元前の漢の時代にまで遡る歴史的な名所である四方棧を訪れました。かつては植樹地から遠く離れた場所にありましたが、植樹地の境界はこの歴史的な遺跡の近くまで広がり、私たちは徒歩で向かうとこができました。 私たちは桟橋に登り、砂漠をパノラマで楽しむことができました。最も古い木々がどれほど高く成長し、どれだけ進歩があったかを見ることができました。2013年に最初の木が植えられた場所や四方棧を訪れることで、私たちは大きな達成感と畏敬の念を抱きました。 砂漠との別れを惜しみながら、過去10年間のボランティアチームの成長について思いを巡らせます。思い出と成果は、木々と倒れた木の幹に永遠に残るでしょう。テンセントの志を胸に、誇りと未来への希望を抱きながら砂漠を後にします。 最後のミーティングでは、過酷さと平和が共存している砂漠で自然環境の愛と壮大さについて分かち合いました。過去を手放し、現在を受け入れ、未来に向かって進みます。 6日目:思い出に残るお別れ 私たちは荷物をまとめ、キャンプを片付け、別れに複雑な思いを抱きながら別れの言葉を交わしました。 私たちはボランティアとして集まりましたが、6日間の間に深い絆を築き、友人としてお別れすることになりました。国中から集まった40人の仲間が手を取り合い、テンガー砂漠で1万本の木を植え、この広大な砂漠に変化の小さな種を残しました。 それぞれの生活に戻りながら、私たちは自身の物語と成長を胸に抱えています。チームメートと過ごした時間は、絆とともに永遠に思い出に残るでしょう。思い出は私たちの心の中で種となり、美しい花を咲かせます。
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Tenpay Global:海外送金をテキスト送信のように簡略化できる可能性
テンセントのフィンテック部門Tencent Financial Technology(テンセントフィナンシャルテクノロジー)のクロスボーダー決済事業Tenpay Globalは、アムステルダムで開催された世界有数のフィンテック産業展示会Money20/20 Europeに参加しました。Money20/20 Europeでは、クロスボーダー決済はメッセージアプリでチャットを送るように簡易化した仕組みであることや同社が新たに構築したクロスボーダー決済のコンセプト「1+1+1」モデルを紹介しました。このモデルは国境を越えたグローバルな決済ネットワークを構築し、中国のイノベーションを通じ国境を越えた支払いを促進することを目指しています。 Tencent Financial TechnologyのRoyal Chen(陳起儒)副社長は、国境を越えたグローバルな決済ネットワークを構築するため、「1+1+1」モデルという革新的なコンセプトを打ち出しました。 最初の「1」は微信(Weixin)のエコシステムです。微信(Weixin)は中国本土版のWeChatで、テンセントが持つテクノロジー、リスク管理、コンプライアンス、ビッグデータなどの専門知識を活用し、国内外の微信(Weixin)ユーザーと企業が世界とつながるための手伝いをしています。2つ目の「1」は、テンセントのグローバル決済パートナーです。世界の主要な金融機関や決済会社とつながることで、国境を越えたグローバル決済ネットワークを目指しています。3つ目の「1」は、越境ECなど、グローバルビジネスや海外生活で欠かせないプラットフォームを指しています。 「1+1+1」モデルを通じて、安全かつ世界各国のコンプライアンスに適合した便利で効率的なグローバルな決済ネットワークを実現できます。これにより、世界中の中国人や中国企業のクロスボーダー決済を包括的に対応する事が可能です。 Tencent Financial Technologyは2016年香港特別行政区のユーザー向けに国際送金サービスWe Remitを導入しています。微匯款(We Remit)は徐々にワンストップの国際送金プラットフォームとしてサービスを拡大してきました。複雑な手続き、送金の遅延や高額な手数料といった海外送金の問題に取り組み、海外の労働者が給与や家族の生活費を便利に送金できるよう支援しています。また、中国の留学生の海外の学費支払いを改善にするためのサービスも提供しています。国際送金をメッセージのように簡単に行えるようにすると同時に、セキュリティとコンプライアンスを確保しています。 Tenpay Globalの送金サービスで世界中のフィンテック企業は微信(Weixin)のエコシステムと接続することができ、海外送金のコストを削減し、効率を向上させることができます。Tencent Financial Technologyは20以上のグローバル送金パートナーと提携し、50以上の国と地域のユーザーを13億以上の微信(Weixin)とWeChatのユーザーと繋げます。 微匯款(We Remit)は、微信(Weixin)独自のシェアリンク機能を通じ、海外の中国人ユーザーが送金後、ワンクリックで簡単に受取人へ通知することを可能にします。中国の受取人は、メッセージアプリを通じて簡単に資金を受け取ることができ、送金状況を従事確認できます。微信零錢(Weixin Wallet)または微信支付(Weixin Pay)にリンクされた銀行カードを使って資金を受け取ることを選択することも可能です。 Eコマースが世界中で急速に発展している中、Tencent Financial Technologyは世界中の主要な電子商取引プラットフォームと手を組み、多様なグローバルビジネスのニーズに対応しています。 Tenpay Global Businessは企業向けのクロスボーダー決済プラットフォームです。越境EC業者、輸出入取引プラットフォーム、旅行会社に対して、グローバルな収納業務と為替などのワンストップソリューションを提供しています。また、東南アジア、中南米、北米の大手電子商取引プラットフォームとパートナーシップを提携し、越境決済ソリューションを提供しています。 Royal Chen(陳起儒)は、Tencent Financial Technologyは今後も革新的なテクノロジーとAIのリスク管理能力を取り入れ、ライフスタイル・サービスとクロスボーダー決済を取り巻くユーザー体験を向上させるとともに、オープンかつ多様で綿密な方法で世界の主要パートナーと手を携えていくと付け加えました。今後もより多く生活シーンに対応し、中国と世界を結びつけるクロスボーダー決済とインクルーシブファイナンスの発展を推進していきます。
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ブルーカーボンキッチャー:海を利用した炭素排出削減の取り組み
地球表面の70%以上を覆い、地球上の水の97%を保持している海には驚異的な生態系が構築されており、気象変化にも重要な影響を与えています。 さらに海は天然の炭素貯留地として機能し、大量の二酸化炭素を吸収する能力を持っています。そのため、急速に進行する気候変動に解決策を提供できる可能性があります。 「ブルーカーボンキャッチャー」は、海洋の二酸化炭素吸収源の最大容積の調査に特化した中国の研究チームです。彼らはBLUE-CAREプロジェクトの一環として、廈門大学とTencent SSV Carbon Neutrality Lab(テンセント カーボンニュートラルラボ)の協力によって推進されています。 研究の旅にでるブルーカーボンキャッチャー 沿岸湿地は地球上で最も生産力の高い生態系の一つであり、そこに生育する植物は非常に速く成長します。ブルーカーボンキャッチャーチームは、沿岸湿地が炭素貯留地としての潜在能力や環境修復、海草床の評価方法をよりよく理解するための取り組みを行っています。ブルーカーボンキャッチャーチームの研究をより深く理解するため、我々は実地調査を密着取材しました。 ある日の夜明け前、さまざまな専門分野の研究者たちは船に乗り、湖の指定された場所に向かい、海草床のサンプルとデータを収集する為、出発しました。リモートセンシングチームは大規模な衛星データを観測し、水質化学チームは水体をサンプリングし分析、水中気体チームは海水と大気のガス交換を研究し、浮遊生物チームは水中の植物プランクトンを観察しました。彼らは海草床という生態系に焦点を当て、炭素の貯留と修復能力を定量化するために共同作業をしました。 その一方で、別のチームは干潮時に海底が露出する場所へと歩いて向かい、海底生物の多様性と密度を調査しました。海草の生態系調査を担当している学生たちの支援のもと、植物の高さ、幹の太さ、葉の数などの関連データを記録し、同時に海草床エリアの海草植物を研究するためのデータを取得しました。 データ収集は時には72時間連続で行われることもあり、蒸し暑い環境で行われることもあります。研究環境は過酷ですが、この作業は沿岸生態系の炭素回収と貯蔵の潜在能力を知るための重要な一歩です。 実地調査から実験室の分析まで 海上での実地調査後、チームは陸上の仮設実験室にサンプルを持ち帰ります。この仮設実験室は地元漁師の家のリビングルームに設置されており、こちらで初期処理が行われます。その後、有機炭素、無機炭素、および栄養塩などの重要なデータを含むサンプルは廈門大学に送られ、さらなる分析が行われます。 研究サンプルの処理は時間と労力を要する場合があります。例えば、表層海水のクロロフィルa含量を確定するためには、5分間の野外採取に対して5時間の処理が必要です。それは水質を評価するのに役立ちます。 BLUE-CARE:海洋炭素隔離技術の評価モデル開発を目指す Tencent SSV Carbon Neutrality Lab(テンセント カーボンニュートラルラボ)は、廈門大学近海海洋環境科学国家重点実験室と提携し、BLUE-CARE(海洋炭素隔離技術開発)プロジェクトを推進しています。このプロジェクトの目標は、沿岸海洋生態系の炭素捕獲および封存能力を調査し、それによってカーボンニュートラルへの取り組みを一歩前進させることです。BLUE-CAREプロジェクトは、Dai Minhan(戴民漢)教授の指導の下、Chen Luzhen(陳鷺真)教授の調整を経て進行されています。 海洋炭素の評価方法を確立するのは、海の炭素捕獲と封存の役割を定量化するために非常に重要です。また、環境政策や炭素取引システムに必要なデータを提供します。正確な評価は、海洋生態系の修復と生態学的管理戦略に指針を提供し、気候変動に対処する過程で世界の海の炭素捕獲潜在能力を最大限に活用することができます。 BLUE-CAREプロジェクトチームの取り組みは、中国のカーボンニュートラルを推進するだけでなく、世界初の海草床と塩沼の炭素排出量取引プロジェクトの基盤を築くことができ、自然に基づく新たな解決策を提供できる可能性があります。
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すでに世界を変革しつつあるAI駆動技術について
テンセントのイベント「テンセント ライト イノベーション キャンプ(Tencent Light Innovation Camp)」が先日開催され、「子どもの健康」、「高齢者の安全」、「生物多様性の保護」の3つのテーマに焦点が当てられました。 イベントでは、合計1,429件の提案書の中から24のプロジェクトがファイナリストとして選出されました。これらのプロジェクトは、AI(人工知能)、データ、補助技術を活用することでポジティブ且つ効果的な社会貢献を図る取り組みとなっています。 イベントが成功裏に終えたところで、今年見られた革新的なプロジェクトのハイライトを振り返りましょう。 Guardian Star Project(ガーディアンスタープロジェクト):自閉症の子どもたちのリハビリテーションを変革する 中国では、推定1,300万人が自閉症と診断されており、治療の成果を上げるには早期発見と介入が重要とされています。Dumbo Elephant研究チームが主導するこのプロジェクトは、AI技術を活用し、自閉症の症状を持つ子どもたちがリハビリテーションや医療診断施設を利用しやすくすることを目的としています。 Dumbo Elephant研究チームは、標準化された問診票と採点方法を用いることで主観や先入観による判断ミスを最小限に抑え、診断の客観性を向上させる取り組みを行っています。AIデータベースは理学療法士が使用するトレーニングプランの作成に役立ち、それによって自閉症の子どもたちの治療の成果向上につながります。 このプロジェクトでは患者の問診コストを70%以上、リハビリトレーニングのコストを50%以上削減でき、家族の負担を減らすことに繋がります。 Yi Xing(易行): 迷子になった高齢者の安全な帰宅をサポート 中国では高齢者の行方不明が年間50万件も報告されており、4時間以内に発見できる確率は50%以下と言われています。プロジェクト名の「Yi Xing(易行)」は「気軽に旅に出る」という意味で、迷子になった高齢者に対してアプリの音声案内を駆使して安全に帰宅できるようにサポートします。 アプリは利用のしやすさを重視して設計されており、AIベースの音声認識と自然言語処理(NLP)技術を組み込んでいます。36種類の中国語方言をサポートし、文字を読むことができない高齢者や訛った話し方をする人でも簡単に利用できます。高齢者はアプリ内で自宅の住所や連絡先情報を入力し、迷子になった場合には簡単な音声コマンドで帰宅先を案内したり、家族と連絡を取ることが可能です。また、二次元バーコード機能も備えており、通行人が行方不明の高齢者を発見した際、この二次元バーコードをスキャンすれば帰宅を支援することができます。 「Yi Xing(易行)」は迷子になった人の位置を迅速に特定し、リスクを軽減することに役立ちます。高齢者だけでなく、その家族や介護者にも安心感を与えます。 Zhiyue(植樾):古木の保護 2004年に発表された「淄博市の古名木」報告書では、479本の淄博古名木が確認されています。中国の古木を守るため、古木に関する総合的な情報不足を解消するために開発されたのが「Zhiyue(植樾)」というアプリです。 「Zhiyue(植樾)」にはAI技術を搭載しており、樹木の情報を登録することで全国の樹木の地図を作成することができます。高度な自然言語処理技術により、情報を標準化して各樹木に固有のIDを割り当てることで、地図を充実させていきます。これにより、効果的に樹木の健康状態を観測し先立って保護対策を行うことができます。 「Zhiyue(植樾)」を使用することで、生物多様性の保全や古木が持つ文化的・歴史的な価値の保存に役立ちます。 AIGC(AI生成コンテンツ):予測可能な野生動物保護 アルタイ山脈自然保護チームは、アルタイ山脈で絶滅の危機に瀕した野生動物の生息地を監視・予測することを目的としたAI生成コンテンツプロジェクトに取り組みました。雪や氷で覆われて研究が困難であった山岳地帯における研究効率やデータ収集の正確さを向上させます。 このプロジェクトでは、野生動物の生息状況のモニタリングと予測を効率化するためにAI技術を活用し、研究上の課題を克服しています。気象、水文学、土壌、植生などの重要な要素を分析し、適切な生息地を特定できるルールを確立した上で、モンゴルビーバーなどの絶滅危惧種が食料を確保できる限界値を推定しています。このアプローチにより、的を絞った森林再生活動が可能となり、野生動物との衝突や被害を減らすことができます。 効果的なモニタリングと予測をサポートするために、チームはネットワークプラットフォームを開発しました。AIGCとデジタルツイン技術を活用して作られたこのプラットフォームでは、野生動物の画像データと持続的な環境要因の観測データを統合しています。野生動物の生息地を包括的に理解し、生物多様性の保護活動を成功させることを目指しています。 光の力はポジティブな変化をもたらす 「テンセント ライト イノベーション キャンプ(Tencent Light Innovation Camp)」は、テクノロジーが社会や環境の課題解決において重要な役割を果たすことを示しました。このイベントはインターネットと社会の架け橋となり、社会組織や公益団体が協力してAI、クラウドコンピューティング、補助技術を活用することで人々の福祉に貢献し、調和のとれた社会を構築することを奨励しています。
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テンセント、INTA 2023年年次総会Live+で「ハイパーデジタルリアリティ」と知的財産…
テンセントは先日閉幕した国際商標協会(INTA)の2023年年次総会Live+で重要な協力者として参加し、知的財産に関連する知識を共有しました。国際公共事務およびグローバルポリシー責任者のDanny Martiは知的財産ポートフォリオの構築と管理について講演を行い、パートナーや他の利害関係者との協力による健全で効果的な知的財産エコシステムの構築について経験を共有し、協力企業や他の関係者と協力して持続可能な知的財産生態系の構築経験について言及しました。また、テンセントはハイパーデジタルリアリティ技術を用いてDanny Martiをデジタルヒューマンとして登場させ、講演参加者に技術力を披露しています。 Danny Martiはアジアだけでなく世界中でビジネス、文化、社会に影響を与えているデジタルブームの側面に焦点を当て講演を行い、デジタル化ブームを背景に消費者エンゲージメントにどういった影響を与えるかを問題提議しました。 また、テンセントとTiMi Studio Groupの技術で作成された最新鋭のハイパーデジタルリアリティツール「デジタルツイン」による実演サプライズも行いました。Danny Martiのデジタルツインは2万枚以上の画像と1億以上のマッピングポリゴンの生成によって構成されています。 Danny Martiは「デジタルヒューマンやアバターなどの技術は既に一般的に利用されはじめ、さまざまなビジネスに活用されています。例えば、高精度なアバターは顧客サービスや教育指導、新しいエンターテイメント体験など、顧客のサポートに役立てることができます。その可能性は無限であり、新たな創造的な領域が広がっています」と述べました。 5日間にわたるイベントは8,000人以上の参加者を魅了しました。テンセントは「知的財産とイノベーション」、「ブランドビジネス」、「女性リーダーシップイニシアチブチーム」について講演を行い、特にイノベーションと知的財産管理の重要性を強調しました。 WeChat Pay東南アジア地域ディレクターのEtienne Ngはビジネスブランディングに関する座談会にも参加し、WeChatを活用した中国内外の消費者との関係構築について情報共有しました。WeChatのエコシステムを活用してブランドイメージを向上させる方法について話した後、ミニプログラム、チャンネル(ショート動画サービス)を通じて13億人の市場にアプローチする方法についても説明しました。 テンセント グローバルコミュニケーションディレクターのCarrie Fanは持続可能な職場環境構築に関する講演に登壇し、テクノロジーセクターにおけるジェンダーダイバーシティの向上と女性のリーダーシップポジションへの参画の重要性について議論。自身の経験を通じて業界の女性のエンパワーメントに向けた取り組みやイニシアチブを共有しました。 国際商標協会の年次総会の期間中は参加者をテンセントの展示ブースに招待し、製品やサービスの体験、知的財産に関連する展示を行いました。ブースを訪れた参加者は、テンセントの法務顧問Ross Zhangが主催するセミナーにアクセスしてWeChatブランド保護プラットフォームを活用した知的財産保護方法について学ぶことができます。
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テンセント、重要文化財の没入型バーチャルツアーを推進
2023年4月18日の世界遺産の日(World Heritage Day)に合わせ、テンセントと敦煌研究所が共同制作した初の超時空参加型博物館「デジタル蔵経洞」を正式にローンチしました。 「デジタル蔵経洞」は高解像度のデジタル写真スキャン、物理的レンダリング、グローバルダイナミックライティングなどのゲーム技術を駆使したオンライン博物館として、中国の敦煌莫高窟にある洞窟寺院のひとつ「蔵経洞」の60,000点以上の貴重な文化遺産を再現しています。4Kの高品質な映像とインタラクティブモードによってユーザーは没入感を味わうことができ、時空を超えた洞窟にまつわる歴史上の人物や物語、時代設定に触れることができます。また、21点の写本、文書、絹本画を間近で見ることも可能です。 2017年以来、テンセントは敦煌研究所の戦略的パートナーとなり、1600年の歴史を持つ敦煌莫高窟の重要な文化遺産をデジタルで復元および再現することに取り組んでいます。より多くの人々がバーチャル莫高窟を訪れることで、物理的な旅行によって文化遺産が傷ついてしまうことを防ぎます。これは今年の世界遺産の日のテーマである「変化する文化遺産」という主旨とも合致しています。 テンセントは長年にわたり、自社の技術力を駆使して、中国や世界中の持続可能な文化財の保存に取り組んできました。その中でも、デジタル蔵経洞プロジェクトは特に注目されています。AR、VR、3Dツール、音声、ビッグデータ、ブロックチェーン、クラウドコンピューティング、ナレッジグラフなどの先進技術を駆使して、自然遺産、文化遺産、美術品などをデジタル化し、多くの人々に体験してもらうことを目指しています。 テンセントは文化財をデジタル技術を用いて再現し、アニメーション、映画、テレビ、ゲームなどのコンテンツに取り込むことで、若い世代に対して歴史文化遺産に対する興味を高め、文化財保護意識を育むことを目指しています。現実の文化財とデジタル再現物を比較することで、多くの人々に文化遺産の価値を伝えることができます。 テンセントは「Tech for Good」というビジョンを掲げ、ビジネス目的だけでなく、社会的・経済的な利益のための新たなイノベーションの応用を探求し続けています。文化財の保護は重要な焦点のひとつであり、中国における文化遺産の持続的な保護、継承、革新的な発展を促進するために活動しています。また、テンセントは世界中の美術館と積極的に協力し、美術品のデジタル化に取り組み、世界中の美術愛好家向けに公開しています。 テンセントで企業マーケティング・広報部バイスプレジデントを務めるVincent Li(李航氏)は、「技術には未来を導く力があります。私たちは自社技術を活用して没入型の仮想世界を作り上げ、ユーザーが歴史を遡って歴史遺産や文化財の変遷を肉眼で見ることができるようにしています。最先端の技術が歴史遺跡や文化財、芸術品などを昔日の栄光に蘇らせているのです。」と述べています。 テンセントの文化遺産保護プロジェクト 万里の長城の保護 開始時期:2016年 協力団体:中国文化遺産保護基金会(CFCHC) 内容: 公開形式: 北京市、紫禁城(故宮博物院) 開始時期:2016年 協力団体:故宮博物院 内容: 公開形式: 甘粛省、敦煌莫高窟 開始時期:2017年 協力団体:敦煌研究所 内容: 公開形式: オランダ、ファン・ゴッホ美術館 開始時期:2021年 協力団体:ファン・ゴッホ美術館 内容: 公開形式: 北京市、中軸線プロジェクト 開始時期:2022年 協力団体:北京市文化財局 内容: 公開形式: 四川省、三星堆市 開始時期:2022年 協力団体:四川省文化財局 内容:
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テンセント2022 ESGレポート: 各方面での進歩
テンセントはこの1年間において、ESG(環境、社会、ガバナンス)の取り組みを進展させてきました。今週発行された「2022 ESGレポート」では、カーボンニュートラルや生物多様性の保護、DEI(多様性、公平性、包括性)に関する取り組み、差別や偏見を減らすためのサステナブルな社会的価値のイノベーション推進について紹介しています。 テンセントは「Tech for Good」という経営理念を掲げ、2022年にはESGパフォーマンスの向上に引き続き注力する一方で、ビジネスパフォーマンス全体を評価するバランススコアカードに社会的価値の創造を加え始めました。 テンセントの取締役会長兼最高経営責任者であるPony Ma(馬華騰)は「社会的課題を解決できる製品を創造することが、結果として持続可能な社会的価値のイノベーション戦略の導入に繋がっています。」とESGの重要性を述べています。 また、テンセント社長のMartin Lau(劉志平)は「私たちは真の社会的ペインポイントを特定し、製品や技術による革新的な解決方法を見つける必要があります。この過程において、私たちの製品が特別なユーザー価値を生み出したかどうか、倫理的なボトムラインを守っているかどうかを考慮することが企業の社会的責任だと考えます。」と強調しました。 環境保護: 2030年までのカーボンニュートラル実現 テンセントは、2030年までに自社事業とサプライチェーンにおける完全なカーボンニュートラルおよび100%グリーン電力の達成を宣言しています。 カーボンニュートラルの実現において、排出量削減と再生可能エネルギーを優先課題としており、これらをカーボンオフセット技術とメカニズムが支えます。パリ協定に沿って脱炭素目標を精査し、温室効果ガス排出量の削減目標を設定しています。この1年間で、私たちは約34万メガワットのグリーンエネルギーを購入し、約24万トン以上の炭素排出量を削減しました。 また、今年3月には「CarbonX」プログラムを、昨年12月には「TanLive」プラットフォームを立ち上げ、次世代低炭素技術の開発を支援しています。 自然災害のリスクをより適切に管理・予防し、人類発展の機会をつかむため、テンセントは「生物多様性宣言」を発表しました。環境に配慮した事業展開のための戦略とアプローチを示し、天然資源への依存度を減らすことで生態系や希少種の保護を約束します。 ソーシャル: 社会問題を解決してポジティブな変化を促進 テンセントは社会問題の解決に取り組み、社会にポジティブな影響をもたらすことに注力しています。 例えば、AI技術はアクセシビリティを向上させ、体に不自由がある方により良い生活水準をもたらしています。会話と文章、双方への変換が可能な音声認識技術を用いた「Barrier-Free First Aid」の導入により、聴覚障がいのある方でも効率的に救助を求めることが可能になりました。我々のMTGPAハプティクスソリューションは、スマートフォンの振動によって高齢者や目が不自由な方の屋内外の移動をサポートします。 スマートテクノロジーは、運輸、医療、製造などの分野の業務効率向上に貢献しています。 さらに、ゲーム技術を応用したインターネット上のバーチャル工場の建設、デジタル技術を駆使したバーチャルツーリズム、AI技術で実現したパルサー探査機「Sky Eye」(FAST: 500メートル口径球面電波望遠鏡)などが、新たな価値を生み出しています。 基礎科学の研究、教育のイノベーション、緊急事態での支援といった「持続可能な社会価値イノベーション」を推進することは、テンセントにとって重要な礎です。 2022年にテンセントが行った「未来の科学者プログラム」では、20組の優秀な中高生をスポンサーして、著名な科学者から個人指導を受けたり、救急隊員が最寄りのAEDを迅速に探し出せるようオープンな緊急対応プラットフォームを開発しました。さらに「一花一夢」という新しいインタラクティブ機能を立ち上げ、チャリティ活動への参加をより一層促しています。テンセントが毎年行っているチャリティキャンペーン「99ギビングデー」には1億人以上の参加者が集まり、2022年には約33億人民元(約638億円)を寄付し、社会的弱者や恵まれない人々を支援しました。 女性が活躍できる環境を用意するのは、テック業界を含むすべての業界が直面している課題です。テンセントは、職場の多様性にも力を注いできました。昨年は、DEI(多様性、公平性、包括性)に関する特別委員会を設置するなど、この分野での取り組みを強化しています。 テンセントは、社内の多様性を着実に高めていくことを約束し、より公平でオープンで包括的な環境を育成するための人事管理プロセス、メカニズム、従業員意識向上プログラムを導入しています。また、より多くの女性が業界の発展に積極的に参加し、個人のキャリアアップを追求することを奨励するために「Women Impact Tech Conference」を開催しています。 ガバナンス:取締役会の多様性向上とESGの強化 長期的な持続可能性を確保するためには、取締役会の多様性を高め、ESGにおけるガバナンスを強化することが必要不可欠です。 昨年の3月、テンセントは「取締役会の多様性方針」を更新しました。 この更新に伴い、今後取締役会のメンバーを選出する際には、業界の知識、専門的な経歴、経験、性別、人種といった多様性の要素を包括的に考慮していきます。 またZhang Xiulan(張秀蘭)教授は非役員の独立社外取締役として2022年に取締役会に参加しました。彼女独自の視点、豊富な業界経験、専門的知見に基づく助言もあって、取締役会の女性取締役の割合は2023年5月以降に25%に達する見込みです。取締役会は2030年までに女性取締役の比率を30%に引き上げることを目指しています。 ESGの課題を把握し、社内の連携性を向上させるため、ESGワーキンググループの下に5つの委員会を設置しました。これらの委員会は、ユーザーのプライバシーとデータセキュリティ、多様性、公平性と包括性、サプライチェーン管理、生物多様性保護、ESGコミュニケーションを統括しています。 テンセントは、商業的価値、社会的価値、株主価値のバランス管理を積極的に心がけてきました。自らの強みを生かし、すべてのステークホルダーと協力してポジティブで長期的なインパクトを与え、人々と社会への貢献に全力を尽くします。 テンセントのESGへの取り組みについては「2022 ESGレポート(英語)」で詳しくご紹介しています。
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Tencent Games CEOが語る ― GaaSがもたらす変革とその未来
Women Impact Techは、業界の女性リーダーやエンジニアに大きな影響力を与え、技術における公平性を向上させることを目的にしたアメリカを拠点とするイベントです。3月21日にサンフランシスコで開催された最新のカンファレンスでは、Tencent Games GlobalのCEOであるMichelle Liu(劉銘)が基調講演に登壇しました。ゲーム業界で20年以上の経験を持つ彼女は、Games as a Service(GaaS)がいかにゲーム業界を変革し、開発者やゲーマーが技術的、地理的、社会的障壁を乗り越え、他の人々とデジタルでつながることを可能にしたかについて話しました。 以下は、講演内容から抜粋した内容となります。 デジタル時代におけるGaaSの普及 私たちはデジタル時代に生きており、ゲーマーの多くはデジタルネイティブです。彼らは常に自己表現や他者との交流をするために、現実的な方法を探し続けています。ゲームは制約がなく可変性のある体験になってきているのです。 GaaSは、仮想世界に没頭したいゲーマーにとって画期的なゲームモデルです。ライブサービスゲームとも呼ばれるGaaSは、新しいコンテンツや体験が頻繁に更新されるゲームを指し、多くの場合はサブスクリプションやゲーム内課金によって運営されます。長年かけて成熟してきたこのモデルは、エンターテインメント価値だけではなく、社会的な利点からもゲーマーを引き付けて維持しています。 ゲームのポテンシャルを解き放つ GaaSは、プレイヤーとゲーム業界にとって以下の3つのメリットをもたらします。 男女問わないアピール力 GaaSはTencent Gamesの企業遺伝子となっており『PUBG Mobile』や『王者栄耀』などのライブサービスゲームをリリースしています。 『王者栄耀』は、2015年にTiMi Studiosによって開発されたオンラインバトルアリーナ(MOBA)のモバイルゲームです。世界で最も人気のあるMOBAタイトルとして、中国でのMOBA人気を確立させ、ゲームは男性向けのものというステレオタイプを覆しました。『王者栄耀』は男女を問わず支持されており、女性プレイヤーの数や割合が、男性のものを上回る時もあるということが、第三者の統計で示されています。 この成功の由来には、モバイルゲーム向けにデザインされた『王者栄耀』のフォーマットとテーマにあります。他のデバイス上で人気を博しているMOBAと比較すると、簡単で直感的な操作、探索しやすい規模の世界地図、より短く手頃に遊べるプレイセッションなどが『王者栄耀』の利点であることが明らかです。加えて『王者栄耀』は、中国神話や伝説の現代的な解釈を採用しています。我々は『王者栄耀』が女性にも興味を持ってもらえる作品だと判断した後、女性向けへのアプローチを考案し、数々のアップデートやイベント開催、eSportsプログラムなどを実行しました。この試みにより、2015年から現在に至るまで約1億2000万人の女性が『王者栄耀』のコミュニティに参加してくれています。 ゲームから現実へ ゲーム業界は常に最先端技術の応用、普及、促進に積極的に取り組んできました。Tencent Gamesも「Tech for Good」という企業理念のもと科学や教育などの分野と連携し、社会貢献のためのゲーム開発を積極的に行っています。その例として、HIV予防教育としての「Blue Bridge Café」、腫瘍についての理解を深める「Tumor Doctor」、目の見えない人が直面する課題を理解するための「Seeing」などのゲームを開発しています。 テンセントは、GaaSの「サービス」モデルは日常生活で活用されることで社会貢献し、現実世界のイノベーションを促進すると考えています。 世界各国の政府や組織は文化遺産の保護に努めていますが、その一環としてゲーム技術によって実現する世界遺産のデジタル化の重要性が高まっています。 テンセントは、こうした文化保護プロジェクトの支援に力を注いでいます。最近では、保護と修復を支援するため、万里の長城のデジタル修復を行いました。プログラムコンテンツ生成技術、クラウドゲーミングやバーチャルアバターなどのゲーム技術を活用することで万里の長城のデジタル版を構築しました。これらの技術を通して、文化遺産をストーリーで表現し、歴史と文化をより深く理解できるように設計しています。 GaaSはプレイヤー同士の距離を縮め、ゲームによりアクセスしやすい環境を作ります。私はTencent GamesのCEOとして、母親として、そして1人のゲーマーとして、すべてのプレイヤーが自己表現できる、バリアフリーで没入感のあるゲーム体験をもたらしたいと思っています。そして、ゲームが社会に好影響を与える手段として活用できるように努力していきます。
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テンセント、気候変動緩和のための技術革新を促進する「CarbonXプログラム」をローン…
国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新報告書によると、地球温暖化を抑制するための動きは軌道に乗っておらず、10年以内に人類が二酸化炭素排出量を半減しなければ、温度上昇を1.5℃に抑えられる確率は50%であると指摘しています。 クリーンエネルギーへの移行が進む一方で、よりグリーンな経済を支えるためには、最先端技術も必要になります。なかでもCCUS技術はクリーンエネルギーに移行するための重要なツールです。CCUSはCarbon Capture, Utilization and Storageの略語で、二酸化炭素を固定化し有効に利用する技術となっています。 このたびテンセントは3月23日に「CarbonXプログラム」をを立ち上げました。このプログラムは、次世代低炭素技術の開発を促進・支援することが目的です。また、2030年までに最先端技術の大規模な応用を推進することを目指しています。プログラムの第一段階では、CCUSに焦点を当てる予定です。 「テクノロジー・イノベーションは、気候変動に対する解決策として重要な役割を果たしています。そのため、最新の低炭素技術を産業化して規模を拡大し、より環境にやさしい経済を形成することが必要です。」 テンセント シニアヴァイスプレジデント Davis Lin(林璟驊) CCUSは実現可能な解決策の1つ CCUSは長年にわたり研究、実践されてきた地球温暖化を抑制する解決策の1つです。工業プロセスにおいて、大気中に排出される二酸化炭素をCCUS技術によって削減または捕獲し地質学的構造物に注入することによって長期間地下に封じ込めることができます。もしくは、化学物質、燃料、セメントやプラスチックなどの商業的な価値を持つ製品に変換できます。これによってCO2の排出量を大幅に削減することができ、地球温暖化の抑制に繋がります。 「未来においてカーボンニュートラルを実現するためには、CCUSのような新たな低炭素技術が必要です。これらの技術は太陽光発電や風力発電と同じように初期段階から政策的な支援が必要です。」 テンセント カーボンニュートラル戦略担当シニアコンサルタント Yongping Zhai(翟永平) CCUS技術は複雑でコストがかかるため、業界では適用規模や市場性を向上させるために開発を続けてきました。世界中の企業、シンクタンクにとどまらず、政府もCCUSの開発に力を入れ、商業規模の展開に向けた開発への取り組みを強めています。 テンセントもこの革新的な技術の開発を推進したいと考えており、自社の専門知識を活用しカッティング・エッジな解決策を模索します。私たちは、2030年までに事業とサプライチェーンで完全なるカーボンニュートラルを達成すると決意しています。 カーボンニュートラルを達成するためにはCCUSが重要であると認識しています。そのため、アイスランドの炭素隔離技術であるCarbfixを採用し、自社オペレーションにCCUS技術を適用する方法を検討しています。私たちは、「CarbonXプログラム」の開始を心待ちにしており、パートナーと共にCCUSソリューションの可能性を追求できることを楽しみにしています。 CarbonXの仕組み 「CarbonXプログラム」は、次世代の低炭素技術を探求しており、投資資金やリソースを活用することで、デジタル能力の開発を促進させ、2030年までに技術の大規模適用を達成することを目的としたプログラムです。初期段階ではCCUSのソリューションとプロジェクトに焦点を当てています。 「CarbonXプログラム」は以下の3つの柱で成り立っており、大学、研究機関、非政府組織、スタートアップ企業などからのプロジェクト提案を積極的に募集しています。 国連は、地球全体の温度上昇を1.5℃以下に抑えることが急務であると指摘しています。私たちはこの世界的な課題の解決に貢献するため、スキル、専門知識、リソースを活用して引き続き尽力していきます。
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テンセントが行う生物多様性支援への取り組み
地球上の生物多様性は深刻な減少傾向にあります。2020年の世界自然保護基金(WWF)の報告によると、監視されている野生生物の個体数は1970年から2018年の間に69%減少しました。わずか50年未満でこの驚異的な生物多様性の減少は、地球上の80億の人々にとって、地球規模の気候変動の影響に匹敵するレベルのリスクとなっています。 実際、気候変動や土地の伐採、過放牧、乱獲、森林破壊は、生息地の喪失と生物多様性の減少の主な原因の1つであるため、気候変動と生物多様性の減少は連動している可能性が高いです。 生物多様性の減少は、すでに人々の健康と福祉に影響を与えています。まず、多様な生態系が私たちの食糧供給を支えています。私たちが消費する多種多様な食品を供給するためには、何百万もの種が関連した生態系で相互作用しなければなりません。また、生物多様性の高い地球において植物や動物の種類を増やすことは植物療法にも役立ちます。生物多様性は世界中で多くの雇用を提供し、天然資源に依存する企業に利益をもたらしています。地球上の生命の多様性を保護、尊重、保存することは、地球と人類の未来のために必要不可欠なことです。 より良いモデルに移行する 生物多様性の減少は今までにない大きな課題であり、世界中のコミュニティが協力し合う必要があります。中国を含む世界中で生物多様性の保護が急務です。中国には30,000種以上の植物と6,300種以上の動物が存在しており、その多くが絶滅の危機に瀕しています。 生物多様性の問題に取り組むため、テクノロジー企業は革新的な解決策を開発し、複雑な環境問題に対処しています。また、国連生物多様性会議(COP 15)において参加国は歴史的な合意に達し、2030年までに世界の陸地と海洋の30%を保護するという野心的な約束をしました。 テンセントは、テクノロジーを活用して生物多様性の課題に取り組む可能性を信じています。私たちは先日、生物多様性に関する戦略とアプローチを発表し、インターネットの力を活用して自然を保護する方法を詳しく説明しました。 私たちは12月にCOP 15に参加し、先進的なインターネット技術を活用して生物多様性を改善していることを紹介しました。例えば以下のようなものです。 テンセントは先進的なインターネットテクノロジー企業として、インターネットと科学技術の力を活用して生物多様性の課題に取り組んでいます。私たちの生物多様性の取り組みや他の持続可能な開発計画を通じて、テンセントは常に「Value for Users, Tech for Good」という使命とビジョンを掲げ、自然保護、人間の幸福度の向上、そして持続可能な地球環境を促進しています。 テンセントの生物多様性声明文(英文)はこちらからご覧いただけます: https://www.tencent.com/en-us/esg/environment/biodiversity-statement.html